看護師にとって、一番大事なこととは?
近所のクリニックに健康診断に行ったときの話なんですが、
そこま街の小さな病院で、若い院長先生と、
あとはどちらかというと年配の熟練看護師さんたちが仕切っている、
そういうクリニックでした。
建物自体は建ててから結構時間がたっているようですし、
それに対して先生は若かったものですから、
おそらくお父さんから病院を継いで、2代目院長なのでは?
と思いました。
わたしは特にどこか具合が悪いということでもなく、
ただ健康診断の通知がきていたので、せっかくだからとクリニックに足を運んだのでした。
そこで印象的だったのが看護師さんたちの振る舞いです。
ふるまいというか、人柄といったほうがいいのかも知れませんが、
おそらくその病院でかなり長くお勤めになっているようで、
隅々まで何でも知っているという雰囲気を出していました。
また歳を重ねていらして、お世辞にも美人とはいえない方でしたが、
笑顔が素敵で、とても温かい雰囲気をもった看護師さんでした。
病院のことを知らない患者にとって、医師と看護師がすべて
わたしと会話するときにも笑顔を絶やさず、
時折ユーモアを交えて、はじめてその病院を訪れた私のことを気遣って、
リラックスさせてくれているようでした。
なんといいますか、看護師さんってこういうのが理想だと思うんです。
患者さんにとっては、先生と看護師さんが全てです。
そこで患者さんを気遣って、診察しやすいようにする。
テキパキと仕事をこなすのも当然大切なことではありますが、
患者さんあってこその病院ですし、医者と患者の間にはいって、
和やかな空気を醸し出す。
これが出来るようになったら、一流の看護師さんなのかもしれませんね。
燃え尽き症候群のようになって、なにもやる気が起きない状態になってしまった看護師さん、
もし可能であれば、ゆっくりと時間をとって休むのがいいと思います。
一度思いつめた気持ち、張り詰めた気持ちを緩めてあげましょう。
そして、元気がもどってきたらまた仕事のことを考えればいい。
転職や再就職の際には、ナースの転職支援サイトを活用するといいでしょう。
参考HP : 看護師 転職サイト
バーンアウトという壁にぶつかったということは、
言い換えれば、いま学びのチャンスだということです。
大きな病院で働くことが全てじゃないですし、街のクリニックにいた素敵なナースのように、
素晴らしいお仕事をされている看護師さんはたくさんいるのですから。